理想の家の作り方

昨日は私が企画して、知り合いのライフオーガナイザーの皆さんとおはなし会をしました。
そこで出た『プロ化』の話を振り返って感じた事
施主と設計・施工側の立場の違いについて。
そこから、私なりに『理想の家の作り方』について気づいた点があったので、シェアしたいと思います。
※『プロ化』とは、5/23月曜日に学んだ場で、講師の先生が「無意識でいるとプロ化していて、お客様に伝わらない」とおっしゃっていて、出席していた全員がハッとした話でした。
『理想の家』をつくるには?
双方が立場の違いを適切に理解して、お互いが歩み寄り建設的に話し合う事が大切なのだと思います。
↑イラストで書くとこんな感じ
単純に知識レベルで言っても、施主と設計・施工者では経験値が違うのでどうしても乖離していまいます。
それに対して、お互いに歩み寄る努力をどれだけできるか?
成功のカギはそこにある気がします。
【施主ができる事】
自分たち家族の『現在の暮らし』や『理想の暮らし』を相手に伝わるようにする
→例えば、
本などで建設的な知識を身につけたり、『暮らし』について文章や画像でわかりやすくまとめる。
【設計・施工側がするべき努力】
→例えば、
お客様に寄り添い『暮らし』にまつわるヒアリングを丁寧に行う、できるだけプランをわかりやすく伝える努力をする。
などが浮かびました。
後悔(失敗)するパターンは?
残念ながら、お互い歩み寄りがなければ、後悔や失敗する可能性はかなり高くなる気がします。
「プロにまかせていれば大丈夫だろう」と考え
【施主ができる事】をしないと…
設計・施工者に、『現在の悩み』や『理想の暮らし』が、伝わらず理想の家とはかけ離れた家が完全するかも…
「自分たちプロの正解」を押し付け
【設計・施工側】が勝手にプランニングすると、お客様にとっての『現在の悩み』を解消して喜んでる頂く機会を逃し、『理想の暮らし』を実現できないからクレームの可能性が高まる…
そんな結果、お互い望んでいるわけありません。
だからこそ、歩み寄り話し合う。
施主としてできること
重複しますが、
「プロにお任せ」ではなく、遠慮なく『暮らしの悩み』や『理想の暮らし』を相手にキチンと伝える
相手に近づく努力として本を読むのもオススメ!
依頼先決定の段階で、『この人(達)はキチンと話を聞いてくれそうか?』を意識して選ぶのも重要ですね!
設計・施工者としてすべきこと
自分たちの視点は『プロ化』してしまっていると認識して、施主・お客様に歩み寄る努力を惜しまない
まとめ
ここまで書いていて、『夫婦関係』や『親子関係』も同じだよなーって事に気づきました。
お互いの視点が違うのは当然
そこに腹を立てるのではなく、歩み寄る。
その努力次第で関係性は良くも悪くもなる。
相手の気持ちをコントロールすることはできないから、
せめて自分は歩み寄る努力をしたいな