3歳息子の癇癪解消から感じた『伝わる』嬉しさ
今日はこの半年くらい考えていた、三歳息子の言葉の発達と
そこから感じた『相手に伝える・伝わる』という本質的な嬉しさについて
生まれてから、ずっと癇癪の酷かった息子
こう書くと、この三年間
夫婦で良く彼の気持ちに寄り添ったなあと感慨深いですが、
彼は赤ちゃんの頃から自己主張の強い子で
(大人からすれば)ちょっとした刺激でよく大泣きしていました。
ただ、彼は自分にとっての『問題』が解消するとケロッと気分が変わってくれる(男児あるあるかな?)だったのでその点は助かりました!
(娘はいつまでもウジウジ泣いちゃうタイプだったので…)
それと、彼の大泣きの根本原因の多くは『眠気によるぐずり』な事が多く
ねんトレにチャレンジしてみたり、とにかく寝不足にならないように寝かせていました。
そんな感じで、親としてはなるべく癇癪が起こらないようるべく気をつけていたし、
癇癪が起こっても周りに迷惑にならないケースでは、なるべく寄り添っていました。
しかし、今年
幼稚園の先生に『癇癪で手を焼いている』との連絡が…
癇癪は発達の過程?HSC??それとも発達障害???
先生もあれこれ対策してくださったようなのですが、
ついに『三歳児検診で発達の相談をしてみてもらえませんか?』と言われました。
親は基本マンツーマン(もしくは夫と2人)で対応できるから、向き合える部分も多いですが、園に行けば集団の中のひとり
そりゃ癇癪されてたら大変ですよね…
今までご迷惑おかけしました…
でも、親としては『発達障害かも』ってかなり心がザワザワなりました。
息子の行動は自分の幼少期に重なる部分が多くより一層色々と考えました。
個人的には自分も息子もHSP的な要因から来ている部分が強いように考えていましたが、私は発達の専門家ではないからそんな事が言えるはずもなく…
三歳児検診の日を迎えました。
三歳児検診でも???
その日は、夫も一緒に親子3人で行きました。
待ち時間が長めになったけれど、比較的ごきげんな息子
一通り通常の検査が終わり、最後に発達の相談へ
発達専門の先生にこれまでのいきさつを夫婦で伝え
同室の息子の様子も見ながら、息子と会話しながら判断
結果は『問題なさそうだけど、様子見』
園での先生向けにも伝えるポイントをいくつか聞いて帰宅しました。
そこから3カ月
自分の言葉でたくさん表現できるようになって
この一カ月、だいぶ心の中の圧が下がったように感じています。
嫌な状況が起こっても、
・悲しい
・嫌だ
・辛い
といった感情を泣きわめかなくても、言葉で伝えたれる
そして、周りの大人も言葉で受け取れるから理解しやすい。
言葉で表現し→相手に伝わるって(大人は普段当たり前になりがちだけど、)
お互いにメリットが大きいのだなぁと感じています。
直近数週間
自分の中にある不快な感情を溜めなく済んでいるいるからか、
朝の行き渋りも激減して、ごきげんに「ようちえんいくー!」と言ってくれることも増えました。ホッと一安心です。
『伝わる』って大人でも嬉しい
息子のこれまでを観察していて思ったのは、『伝わる』って嬉しいなということ
感情を整理するためにも、言葉で表現できるのは大切なステップだし、
それを回りのひとに伝わって、共感して貰えたらこの上なく幸せで、
たとえそれが不快な感情であったとしても、ハッピーなことになってします。
それぐらい【ことばで伝える】って大切な行為なのだと実感しました。
これって、親子の関係でも、夫婦の関係でも、社会との関係でも同じなんですよね
今回の件で心底そう感じました^^